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【福岡】個性的で近代的な建築物が立ち並ぶ百道地区の「世界の建築家通り」

百道(ももち)地区は1989年に開催されたアジア太平洋博覧会「よかトピア」をきっかけに開発されたエリアで、福岡タワーをはじめとして近代的な建築物が立ち並ぶエリアです。

なかには有名な建築家が設計したビルも多く、その中でも「世界の建築家通り」と名付けられた一角は、「よかトピア」開催に合わせて現代を代表する建築家が設計した建物が建っています。

と言っても現地に案内板などがある訳ではないので、実はどれが誰のものかその場では良くわからない!とりあえず、これから見に行こう!という人のために、どの建物がどの建築家のものなのか、まとめてご紹介します。

よかトピア通りから百道通りの交差点を北側に見るとこんな景色が見えてきます。

百道通り

まずは左手に見えるのがマイケル・グレイブスが設計したマンション。通りの中でもひときわ目立つ朱色の建物です。

朱色の建物

右側には黒川紀章が設計した建物。インターナショナルスクールとなっています。

インターナショナルスクール

百道通の左側の歩道を歩いて行きます。グレイブスのマンションの隣にあるのがスタンリー・タイガーマンが設計したマンションです。複雑な外観で、内部がどうなっているのか検討もつきません。

マンション

その隣は美川淳而と鮎川透が設計したマンション。こちらも不思議な外観をしています。

マンション

道の一番端には出江寛が設計したマンションがあります。三角屋根と窓の両側に突き出たパステルカラーのボーダーが特徴的です。

マンション

総合図書館入口の交差点まで来たら道を渡ります。反対側から百道通を見た感じはこちら。

百道通

どれも奇抜なデザインですが、見事に調和しています。道を渡ったら、左側の歩道を再びよかトピア通りに向かいます。

左側の角にある建物が木島安史の設計した建物ですが、撮影した日はあいにく改修工事中。残念ながらシートを被った姿をしていました。

木島安史の設計した建物

その先にあるのが葉祥栄の設計した建物です。四角い構造物が何層も重なっているのがユニークですね。

四角い構造物

以上が世界の建築家通りの詳細です。それぞれの建築物が強烈な個性を発揮しながら、それでも何となく全体的に調和している街並みは一見の価値ありです。百道地区のエッセンスを凝縮したような通りなので、建築に興味がある人はぜひ訪れてみてください。