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【福岡】なぜそこに?百道(ももち)浜にある10体の「インド神像」

福岡市の百道地区はアジア太平洋博覧会(よかトピア)の開催に合わせて整備された地区で、現在はシンボルである福岡タワーや福岡市博物館などが立ち並び、観光スポットとしても人気のエリアです。

付近をぶらぶらと散歩していると、福岡タワーとサザエさん通りのちょうど間に当たる交差点に何やら立派な像が複数建っているのが目に入りました。

数えてみると10体あるインドの神々の像です。あまりに唐突なので思わず写真を撮っていました。

福岡タワーに向かって右側に位置する5体の紹介から。まずはバイラヴァ。ヒンドゥー教の最高神であるシヴァ神の怒った姿だそうです。

バイラヴァ

次はインドラ。日本では帝釈天と呼ばれる神様です。

インドラ

3番目はガネーシャ。象の姿をした財産の神様です。

ガネーシャ

4番目はガンダルヴァ。インドラに仕える音楽の神様です。

ガンダルヴァ

5番目はヒンドゥー教の最高神シヴァ。大黒天です。ここまでが右側の五体になります。

シヴァ

続いて左側の五体です。6番目はマリーチ。摩利支天です。

マリーチ

7番目はサラスヴァティー。弁財天のことです。

サラスヴァティー

8番目はラクシュミー。日本では吉祥天と呼ばれています。

ラクシュミー

9番目はパールヴァティー。シヴァ神の妃だそうです。

パールヴァティー

最後はブラフマー。梵天と呼ばれるヒンドゥー教の創造神です。

ブラフマー

道を渡って全体を見てみました。写真では少しわかりにくいですが、こんな風に福岡タワーを挟むように像が置かれています。

全体像

神像は屋外に展示されているためいい感じの風合いを醸し出しているのですが、何とも唐突で付近を探してみても展示に関する表示などは見つかりませんでした。

帰宅してからネットで検索してみたのですが、それでもやっぱり百道浜にインドの神々がいる理由が良くわかりません。

多分よかトピアの開催に関係しているのだと思われますし、噂のレベルではそういった話を書いているページもあったのですが、作者や制作のいきさつなどはっきりとしたことはわかりませんでした。

ですがどの像も表情豊かで個性があり、ヒンドゥー教に詳しくなくても思わす引き込まれてしまう、エスニック感あふれる神々の像でした。