国民的まんが「サザエさん」の作者長谷川町子は戦中から戦後にかけて福岡市に居住し、百道の浜を歩きながらサザエさんの着想を得たと言われています。
当時の海岸線はすっかり内陸になっているのですが、居宅のあった西新付近から現在の百道浜にかけての道は「サザエさん通り」と呼ばれ、観光客で賑わっています。今回はそのサザエさん通りを散策してきました。
地下鉄西新駅が出発地です。駅中には早速サザエさん通りの表示板がありました。
駅の1番出口を出ても目の前にサザエさんとワカメちゃんのプレートがついた案内板があります。
さらに道の向こうには大きな看板が。
道自体はどちらかと言うと変哲もない道なので、この看板はいい道しるべとなります。この道をまっすぐ西新通りまで北上します。散策するなら途中の見どころを考えて左側の歩道を歩いてください。
周囲は小学校から大学まで学校が立ち並んでいて、学生で賑わいを見せていました。
通りにはこのような表示がされています。
途中に銅像がありました。「町子先生とサザエさん」です。
西新通りまで来ました。交差点には「サザエさん発案の地」の記念碑があります。ここからしばらく西新通りを西に進みます。
碑のある交差点はこんな風に小さな広場になっています。その名も「磯野広場」です。
同じ交差点にこんな案内もありました。
福岡市博物館の前を通り過ぎ、再び北に曲がります。福岡タワーの正面から続く道は遊歩道になっていて、散策しながら気持ちよく歩くことができます。サザエさんのプレートのついた案内板があります。
次の案内板には、サザエさんとカツオくんのプレートが。
その先はこんな風に水路と花壇のある遊歩道が続いています。
現在地はここです。
この信号の向こう側には謎のインド神像が10体並んでいます。
遊歩道は福岡タワーの正面までで終わりです。けれど「サザエさん通り」のゴールはここではありません。福岡タワーの向かって左側に続いています。よく見ると、道にずっとあった表示が見えますね。
最後の案内板です。この道を渡ったシーサイドももち海浜公園がゴールになります。
ここが終点です。サザエさん一家のプレートがありました。
活気あふれる学生街の西新から海岸沿いの海浜公園まで約1.6キロに渡り続いているサザエさん通り。ちょっとした散策にちょうどいい距離で、所々にあるサザエさんを見つけながら歩く楽しみもあります。福岡に来たらちょっと足を伸ばして、サザエさんと一緒に散策してみてください。
- アクセス:地下鉄西新駅(1番出口)から徒歩すぐ
- URL:http://www.city.fukuoka.lg.jp/sazaesan/
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