寺社

【太宰府】福岡観光の定番スポット「太宰府天満宮」と参道の名物「梅ヶ枝餅」

観光で福岡に来る人が必ずと言っていいほど訪れる太宰府天満宮。近年は外国人にも人気で、団体だけではなく個人で訪れる外国人観光客の姿も多く見られます。

参道の名物は何といっても梅ヶ枝餅(うめがえもち)。焼きたてパリパリの梅ヶ枝餅が食べたくて、観光客に交じって訪れてみました。

太宰府天満宮はご存知の通り菅原道真公をお祀りしている神社で、社殿は道真公のお墓の上に建っています。道真公がこの地に流された際、歌に詠んだ梅の木が一晩で京都から大宰府に飛んできたという伝説はとても有名です。

旅の起点は西鉄福岡(天神)駅。

天神駅

西鉄は二日市-大宰府間に「旅人(たびと)」という大宰府観光専用の列車を走らせていて、それに合わせて天神-二日市間を特急で結んでいます。

それを目指して行ったのですが、人身事故でダイヤが大幅に乱れ、特急が遅れているという事態が…。何となく幸先が良くありません。しっかり天神様にお参りすることを心に誓いました。

何とか大宰府に到着。駅のロータリーを出ると参道の入り口です。両脇に梅ヶ枝餅のお店が並んでいます。

参道入り口

参道で一際目立つのが、有名な「大宰府のスタバ」。新国立競技場を手掛けることになった建築家、隈研吾氏がデザインをしたもので、氏のデザインの特徴である木組みが印象的です。

スタバ

参道の突き当りには、頭を撫でると知恵が授けられるというご神牛が。ご神牛を左に曲がってさらに参道を進みます。

ご神牛

心字池には3本の橋が架かっていて、手前から過去・現在・未来を表しています。未来で転んだりしたらちょっと嫌なので、慎重に渡ります。

太鼓橋

楼門の手前に手水舎があります。大きな一枚岩で作られた手水鉢ですが、中に神亀様が彫られています(写真では見にくいのですが…)。

手水鉢

立派な楼門をくぐって本殿に向かいます。

楼門

やっと本殿にたどり着きました。欲張りなのでいろいろとお願いごとをしました。

本殿

お参りをすませたら本殿の右側にある梅を見なければなりません。この梅こそ、道真公を慕って京都から飛んできたという「飛梅」です。樹齢は1000年以上と言われていて、梅の季節には可憐な白い花を咲かせます。

飛梅

お参りの後は念願の焼きたてパリパリです…が、作り置きを出されてしまいました。残念ながら焼きたてではありませんが結構パリパリだったのでまあ満足。

お店ごとに少しずつ味が違うので、お腹に余裕があれば食べ比べてみてください。

梅ヶ枝餅

出だしこそあまり良くありませんでしたが、人はそれほど多くなく、見るべきところを見られ梅ヶ枝餅もおいしかったので、結果的には満足の行く小旅行でした。

天神駅から特急を使えば30分足らずで着くので、福岡を訪れた際にはぜひ足をのばしてお参りしてください。