寺社

意外と知られていない素敵な穴場!博多駅屋上にある「鉄道神社」

JR博多駅の屋上に鉄道神社という小さな神社があるのをご存知でしょうか?

航海の安全などにご利益があるとされる住吉神社の祭神を分霊してお祀りしており、鉄道の安全や旅行者の無事を祈願する場所となっているのです。

鉄道神社があるのは「つばめの杜ひろば」の一角。

つばめの杜ひろば

鳥居は星門、福門、夢門、鉄道神社の順となっていて、星門で魔を払い厄をよけ、福門で福を招き、夢門で良縁を結びます。写真では伝わりにくいところがありますが、とてもビル屋上とは思えない意外と広い神社です。

鳥居

進んでいくと右手に雰囲気ある池が出現。ここが駅ビル屋上であることを忘れてしまいます。

池

さらに進むと、手を洗う場所「手水舎」が。まさに神社そのものですね。

手水舎

手を浄めてから進んでいくと、サークル状になっている鳥居の空間が。なんだかデザインが素敵。中央には何かのオブジェが見えます。

鳥居

なるほど、九州地図の上で子供たちが電車ごっこをしているんですね。どこか懐かしい感じを覚えます。「縁結び七福童子」と呼ばれているのだとか。作者は「せんとくん」をデザインした方なんですって。

縁結び七福童子

さて、一番奥へとやってきました。「鉄道神社」と書かれた鳥居が構えています。周りには立派な梅の木などがたくさん植えられています。

鳥居

お賽銭を入れてお詣り。手を合わせて旅の安全を祈願します。

賽銭箱

参道にはかわいらしい梅の花が咲き誇っています。こちらも記念に撮影。

梅の花

とてもビル屋上とは思えない光景。お天気がいいと最高です。

梅の花

驚いたのは、参道に小さな田んぼと畑が作られていたこと!季節によって作物が栽培されるのだとか。なんだか旅の疲れが癒されます。

田んぼと畑

博多駅ビルでショッピングやグルメを堪能した後は、博多駅屋上にある鉄道神社で開放的な雰囲気を味わいながら旅の安全祈願をしてみてはいかがでしょうか。