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【福岡】空海が日本で初めて建立した寺院「東長寺」

東長寺 寺社

福岡市にある南岳山東長寺は空海(弘法大師)を開祖とする寺院で、開山は806年、唐から帰国したばかりの空海が密教の普及を願って日本で初めて建立したお寺と言われています。

当時は現在よりも少し北側の呉服町付近にあったと言われていますが、度重なる戦によって荒廃し、福岡藩2代目藩主黒田忠之の手によって現在の地に再興されました。そのため黒田家の菩提寺となり、境内には忠之と3代光之、8代治高の墓が現存しています。

まずは山門から。博多駅から歩いて10分ほどの所ですが、大通りから一本入った場所にあり、山門を一歩くぐると身が引き締まるような静かな空気が流れていました。

山門

正面には本堂があります。右側に「福岡大仏 拝観口」という表示が見えますが、このお寺には木造座像では日本一と言われる福岡大仏があります。

1992年に開眼された比較的新しい大仏様です。早速お参りしましたが、残念ながら大仏殿の中は撮影禁止でした。

本堂

山門の脇には六角堂があります。1842年に建立されたもので、福岡市の文化財に指定されています。六角形のお堂の中に6体の仏像が置かれていて、仏像の乗った厨子は回転するのだそうです。

六角堂

本堂を正面から写してみました。それほど規模の大きいお寺ではないのですが、一つ一つのお堂は大きく堂々としています。

本堂

本堂から大仏殿を拝みます。正面の四角い建物が大仏殿です。手前には鐘楼があります。

大仏殿

本堂の奥には2010年に完成した五重の塔があります。鮮やかな朱色が美しい塔には、空海が唐から持ち帰った仏舎利が収められています。

五重の塔

ビル街の中にこんな立派な五重の塔があることは知りませんでしたが、こうしてみると意外と違和感がないような気がします。

五重の塔

こちらは黒田家の墓所です。写真ではわかりませんがかなり大きな墓石です。福岡の街に黒田家が与えた影響の大きさがわかるような気がします。

黒田家墓所

博多は昔から商人の街で、現在もオフィスビルが立ち並ぶビジネス街ですが、その中でもこの付近は神社仏閣が点在し歴史を感じる地域です。博多というと何となくどこを観光したら良いのかイメージが沸きづらい場所ですが、見どころに迷ったらぜひ訪れてほしいスポットです。

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