福岡で海というと近年特に糸島市が人気ですが、福岡市にも海あそびができるスポットは数多くあります。
それとは別に、福岡市は壱岐・対馬などの離島やアジア諸国と日本を結ぶ港としての機能もあります。何となくイメージしにくいですが、博多も博多港という港を持つ、れっきとした港町です。
今回はそんな「港町」博多にある埠頭の一つ、博多埠頭を訪れてみました。
まずはとにかく海を見に行きましょう。サンセットパークからはいろいろな港湾施設を見渡すことができます。名前の通り玄界灘に沈む夕日が美しいスポットですが、昼間も潮風が心地よい公園です。
公園内には博多総鎮守、櫛田神社浜宮があります。棒洗いという博多祇園山笠の神事はこの場所で行われます。
公園から港方面を見てみました。大型の客船が入港しているのはすぐ隣の中央埠頭です。博多埠頭には壱岐・対馬・佐世保・五島などからの客船が入港します。
港の近くには博多ポートタワーがあります。高さは約100メートル。70メートルの付近に展望台があります。根元には博多港ベイサイドミュージアムがあり、博多港にまつわるさまざまなものが展示されています。
ポートタワーに上ってみました。展望台から見た博多の街です。夜には街の明かりがイルミネーションのように美しく見えるスポットです。
下船した人たちを出迎えるのはベイサイドプレイス博多です。1階部分はお土産や生鮮食料品などのマーケット、2階部分にはレストランや雑貨店が入っています。
手前にアシカのオブジェがありますが、なぜアシカなのかは調べてもはっきりしませんでした。
マーケットの裏側に来ました。道の両側のフェニックスが南国風で、異国情緒を感じさせます。
マーケット裏の通りを挟んだ所には温泉があります。旅の疲れが癒せそうです。
今回は昼間に訪れましたが、サンセットパークの夕日や博多の街の夜景が楽しめる夕方から夜に訪れたほうが良いスポットかも知れません。
それでも潮の香りと海からの涼しい風、周囲の雰囲気などは開放的で気持ちよく、昼間に訪れてもその魅力を十分に感じられるスポットです。
博多というとあまり港町の印象がないかも知れませんが、博多からの距離も近いので、街中の観光に飽きたらぜひ訪れて、港町博多の雰囲気を体感してください。
- アクセス:博多駅センタービル前Eから西鉄バス(99番)で約20分