寺社

【太宰府】恋が叶う?縁結びスポット「宝満宮竈門神社」で恋占いにチャレンジ

宝満宮竈門神社(ほうまんぐうかまどじんじゃ)は太宰府市の宝満山にある神社で、古くから縁結びの神様とされてきた玉依姫命 (たまよりひめのみこと)が主祭神として祀られています。社伝では天智天皇の頃に建立されたとされ、平成25年には1350年大祭を迎えた古い神社です。

宝満山山頂の上宮と山麓の下宮があり、今回は簡単にアクセスできる下宮をお参りしてきましたが、この下宮、女子にとても人気のスポットなんです。

最寄り駅の西鉄太宰府駅から参道の入り口までは100円で乗れるコミュニティバスが通っています。バスを降りるとすぐに参道の入り口が見えてきました。

参道の入り口

参道は石段の続く急な登り路で、青々としたモミジの若葉に覆われていました。

石段

モミジの林の中、石段を登っていきます。途中には神鹿園があり、かわいらしい鹿が飼われていました。

鹿

木々の間からモダンな建物が姿を現しました。この建物の正体はのちほど。

モダンな建物

石段の上にやっと拝殿が見えました。

石段から見える拝殿

こちらが拝殿です。山の木々に囲まれて建つ姿はどこか泰然としたものを感じます。まずはお参りをしてから境内を見て回ることにします。

拝殿

こちらは水鏡。水で心を清め、心を無にして祈願すると願いが叶うと言われています。

水鏡

拝殿の後ろにある本殿を撮影してみたのですが…木が生い茂っていてよく見えません。が、それが却って自然の神秘に抱かれているような感じを覚えます。

本殿

拝殿の右手にある愛敬の岩です。目を閉じて左側の岩から右側の岩まで歩くことができれば恋が成就すると言われています。右側の岩にかかる木は招霊(おがたま)の木と言われ、良縁を招いてくれるそうです。

愛敬の岩

ここで種明かしを。石段の途中に見えたモダンな建物の正体は、実は社務所です。1350年大祭の折に新築されたもので、近代建築と和風様式が見事に調和しています。内装もとてもかわいらしく、訪れる女子たちの人気を集めています。

社務所

社務所の裏側に回ってみました。太宰府の市街地が一望できるロケーションです。

市街地

そしてこちらは縁結びの木。この木におみくじを結ぶと「縁が結ばれる」のだそうです。

縁結びの木

ほかにも、写真を撮りそこねてしまいましたが「再会の木」と呼ばれる木など、境内はまるごと縁結びスポットとなっています。

どこか幻想的な自然の中に佇む由緒ある社殿とモダンな社務所、そして縁結びのパワースポット。女子に人気なのも頷ける、とても神秘的な神社でした。太宰府まできて天満宮だけの参拝ではもったいないので、ぜひ竈門神社まで足を伸ばしてください。