運転免許を持っているならぜひ訪れてほしいのが、福岡市街から車で約40分の場所にある、福岡では大人気のドライブコース「海の中道(うみのなかみち)」です。
そこは志賀島と九州本土とを繋ぐ砂州となっている場所。全長約8km、最大幅約2.5kmの巨大な砂州で、この北側には玄界灘、南側には博多湾が広がっています。福岡では「うみなか」と呼ばれて親しまれている絶景の場所です。
砂州の中央部から西北部にかけてはまっすぐに整備された道路が1本通っており、車を走らせるとまるで海外のような開放的な感覚(写真は飛行機から撮った砂州)。
道路周辺には公園やホテル、レクリエーションが並ぶ地区となっていて、国営海の中道海浜公園やマリンワールド(水族館)、ホテル・ルイガンズ、西戸崎シーサイドカントリークラブ(ゴルフ場)、クレイン福岡(乗馬)などがあります。
特に週末かなり渋滞するほど有名なのが国営海の中道海浜公園、そしてマリンワールド。
それから、大人のバカンスや結婚式場として人気が高い「ホテル・ルイガンズ」。
オーシャンビューテラスの充実したオシャレな空間がたまりません。
夏はガーデンテラスでシーフードカレーを頂くのも素敵!
また、砂州の中心をJRと県道59号線が並行して通っているので電車と車が仲良く並走することも。この県道59号が海の中道から志賀島にかけて通じているんです。
この志賀島(しかのしま)は福岡市に所属する島なのですが、砂州により本土と陸続きとなっている陸繋島として、全国的にも非常に珍しいそうです。
1周約9.3kmで、所要時間15分ほどで回れる小さな島ですが、「漢委奴国王」としるされた金印が発見された歴史的に意義深い場所です。
車を進めると早速「休暇村志賀島」前ビーチが。海の透明度が高く、夏は海水浴客でとっても賑やかな場所です。それにしても海風が最高に気持ちいい。
さらに進むと、山の上に神社が見えてきます。ここは「志賀海神社」といい、伊邪那岐命の禊祓によって出現した綿津見三神を奉斎している神社だそうで、玄界灘に臨む海上交通の要地博多湾の総鎮守として篤く信仰されてきました。
神社からの景色は最高です。
お腹がすいたら、志賀島名物「中西食堂」のサザエ丼を頂きましょう。磯の香りが食欲をかき立てます。
ぜひお天気の良い日にレンタカーを借りて、絶景で開放的な海の中道ドライブを味わってみてくださいね!